シーリング工事って必要なの?
- 2023.07.20
「外壁塗装を依頼したらシーリング工事も必要になると言われた。その工事が本当に必要なのかよくわからない」
こういったご相談をいただくことがあります。
シーリング工事は外壁材のズレを抑えるため、そして外装の強度を増したり、防水性を高めるために必要な工事です。
外壁材同士を連結させるのに必要なものなので、この部分が劣化してしまうと、そこから雨水が浸入し、内装に影響を与えてしまいかねません。
シーリング工事は外壁塗装とセットに行うものと考えても良いでしょう。
シーリング材の寿命も塗装と同様に10年程度といわれています。
塗料によってはシーリング部分の方が先に劣化してしまうこともあり得ます。
シーリング部分は一般の方が目で見ても劣化具合を確認できます。
ヒビ割れが起こっていたり、縮んで外壁材より低い位置に凹んでいるようでしたら、そろそろシーリング工事が必要な時期です。
最近の住宅は外壁材のパネルも大きくてシーリング部分が少ない傾向にあります。
建物全体のシーリング工事を行っても、10万円台で収まることが多いです。
ただし、シーリング工事が2階部分にも必要な場合、足場組立が発生します。
足場組立費用も10万円以上するので、それでしたら、外壁塗装と同じタイミングで行った方が費用を抑えることができます。